結論
今回の記事はドル円ショート目線で考えた内容になります。
こんな方におすすめ
- デイトレードがしたい
- 相場分析について知りたい
- 順張りのコツを知りたい
- ドル円でよくトレードしてる
- FXを始めたばかりの初心者の方
この記事の目次
日足チャートで振り返る今週の動き
下落トレンド継続が示唆された1週間
長期的に下落トレンドが続いているドル円ですが、先週はあまり動きがなくレンジ相場になっていたので、相場に何かしら変化が起きるのを今週は待っていました。
すると火曜日から3日間堅調に下落したので、まだトレンドが継続してることを確認できました。
月曜日のローソク足は下ヒゲが割と目立つのですが、火曜日からこれをがっつり否定するようなチャートになっていることから、急激な変化がない限りはまだまだ売り方優勢なのかなという感じです。
昨日の動きを見ても日中は良い感じに上昇していましたが、夕方以降は反転してしまい上髭が目立つローソク足になっています。
これから上昇していくことが期待できそうになってきた場面で、ことごとく否定されている相場は買い方にとってたまったもんではありません。
そうなると買いポジションを損切りしてくるトレーダーも増えていくことが分析できます。
これまでの分析から考えても買う理由はないので、『売り一択』
■ひと言ポイント
日足チャートは相場を大きく見た時のトレンドと、数日間のトレンドが合致してるのか判断していくと分析しやすいです。
数日間の動きを見るときはローソク足の形状などにも注目
マルチタイムフレームで相場を分析
マルチタイムフレームとはFXチャート分析手法の1つで異なる時間足から多角的に相場分析を行い、トレンドの確認やエントリーのタイミングを探っていくことです。
ここでは、4時間足で中期トレンドの確認や30分足でエントリーのタイミングを探っていくのに活用しています。
4時間足で中期トレンドを確認
中期トレンドを確認する最大の理由は中期トレンドが反転した場合、長期トレンドの反転につながる可能性があるからです。
また、すでに反転している場合は長期トレンドの方向と一緒になるまで様子見が必要です。
トレンドが反転せずに既存トレンドが継続する見込みがあるようなチャート分析になれば、エントリーできる可能性はあります。
そのため中期トレンドを確認する際は必ず直近安値・高値の基準を決めておく必要があり、来週トレードできそうなドル円は下落トレンドなので、直近高値を4時間足チャートから判断します。
直近高値を超えていくようであれば中期トレンドは上昇傾向にあるので、トレードはせずに様子見する方がリスク回避の観点で考えるといいのかなと思ってます。
ドル円の直近高値は104.060付近と決めており、現状はこのレートよりも下でチャートが推移してるので今の所エントリーのチャンスはありそうです。
30分足でエントリーポイントを探す
エントリータイミングは人それぞれですが、ここでは30分足でレンジ相場になったときにポジションを仕込むようにしています。
ここでポジションを仕込む理由としては、レンジ相場を抜け出した際、比較的短時間で含み益を確保できるからです。
当然エントリーした方向と逆に動いてマイナスになってしまうこともありますが、ポジションを仕込む前段階としてトレンド方向などを分析しているので、これで損切りされてしまったのあれば仕方ないかなという感じで割り切ります。
また、エントリーを考えていた方向に抜け出してからポジションを持っても、それが騙しなってしまった時のショックが個人的に大きいので抜け出す前にエントリーします。
本日は土曜日なのでエントリーすることはできませんが、現在のドル円はレンジ相場になっているので、こういった場面でポジションを持ちます。
だいたい3時間以上、動きの小さい状態が続くのを待つようにしています。
まとめ
日足でトレンド方向を分析できたら、あとはマルチタイムフレーム(ここでは4時間、30分足メイン)でエントリーポイントを探っていくようにしています。
エントリーのタイミングは30分足でレンジ相場で持つようにし、動き出した時に含み益を一気に確保する狙いでいます。
現在のドル円は普段だったらエントリーできるタイミングではありますが、週末なので来週相場が開いてからまた様子を見て判断していこうと考えています。