ここがポイント!
- FX初心者でも理解できるチャート分析
- 専業主婦やパートされてる方でも再現性のある分析方法
- 何度もチャートを見る必要はない
この記事の目次
日足の見方でトレード結果はだいたい決まる!?
まずはじめに注目するところはココ
最初に注目するのは日足のトレンドを確認して、少し先の相場がどうなるのか仮説を立てることです。
仮説を立てるといっても、そんな難しいことではないので安心してください。
このブログで紹介してるトレードはトレンド方向に対して波に乗る、順張りトレードなので、日足で最初に注目するのはトレンド方向です。
トレンド方向さえわかってしまえば、仮説は半分できあがったようなものです。
今回トレードしたUSDCADの日足チャートをざっくり見てみると陽線よりも陰線がに目立つので、下落トレンドであることがすぐにわかります。
またトレンドを判断する際に移動平均線も何本か活用してみるとよりわかりやすく、USDCADは長期、中期、短期、全ての移動平均線より下で価格が変動してるので、ここからも下落トレンドであることがわかります。
そして、移動平均線の並び方は長期、中期、短期の3本が平行に並んでいることから下落トレンドには勢いがあることも判断できます。
ここまでの分析から考えるとこの先もUSDCADは下落していく可能性が高そうですよね。
メモ
チャートに表示してる移動平均線の期間を載せておくので、よかったら参考にしてください。
期間:100、50、20、合計3本
直近数日間の動きから見えてくるもの
強い下落トレンドであることが日足から見えてきました。
次は直近数日間の値動きから投資家心理を考えます。
この時に重要なのはマイナスポジションを保有してる投資家が次に起こす行動を予想することです。
USDCADは連日下落が続き、特に下ヒゲの目立つようなローソク足がないことから売り方優勢であり、買い方はストレスの溜まる不利な状況が続いています。
ここで不利な状況に陥っている買い方の投資家心理を考えてもらいたいのですが、不幸にも相場が上がると考えて買いポジションを保有してる投資家は『頼む!反転して上がってきて・・・』と思っています。
しかし、中々反転してこないとなると、どういった行動を取ると思います?
答えは損切りです。
損切りされると、元々売り方に傾いていた需要がさらに傾くので、当然下落トレンドは加速します。
ここまでの話からシナリオを考えると相場が急に反転して上昇トレンド発生という仮説よりも、堅調に続く下落トレンドはまだ継続する可能性があり、買い方のロスカット(損切り)注文が増えてくればチャートはおのずと下落しそうという仮説になります。
なので、エントリーする場合はショートです。
日足で見えなかったものを分析していく
4時間足から見えてくる中期トレンド
日足チャートからできた仮説を軸に今度は細い部分を見ていきます。
確認するのは4時間足での中期トレンドです。
USDCADの長期トレンドは下落であると判断んできましたが、時間足を変更して見てみると長期下落トレンドとは違い、上昇トレンドだったりします。
これは一旦相場が戻してるだけかもしれないですし、もしかすると反転したところが底となってトレンド転換となることもあります。
このように長期トレンドと中期トレンドの方向が食い違う場合は、中期トレンドが長期トレンドの方向と一緒になるまで様子見します。
『いい感じの所で押し・戻りが狙える〜』と安易な考えでトレードをしてしまうと、大口のカモになってしまうのでオススメしません。
直近の安値・高値を見て中期トレンドは判断する
中期トレンドの判断方法は日足のトレンドよりも簡単です。
直近の安値もしくは高値を見てそれが割ってるのか、更新しているのかを見るだけです。
今回トレードしたUSDCADはどのような状態だったかというと、綺麗に安値を更新していたので、中期トレンドも下落であることが判断できます。
もし安値を更新できず、直近高値を超えていた場合は様子見していた感じになります。
これさえ確認したら迷わずエントリー
超カンタン!!取引のタイミング
日足、4時間足で長期、中期のトレンドが下落であることを判断したら、あとはエントリーするタイミングを伺うだけになっています。
エントリーのタイミングも簡単なので、サクッと書いちゃいます。
下位足でレンジになってるところを狙うだけ。
たったこれだけです。
ここでは基本的に30分足でレンジ相場になっている箇所を探しており、それが見つかればエントリーしちゃいます。
レンジ相場で取引を開始する理由は、トレンドに対して反転する勢いがなく、しびれを切らして損切りする投資家が出てくると考えるからです。
レンジ相場で仕込むメリット
レンジ相場は含み益が一気に増える可能性もあるので結構おいしい仕込み場所なんですよね。
抜けたことを確認してからエントリーすることを推奨する方もいますが、抜けてから仕込むとそこまでの値動きを取ることができないですし、抜け出した動きが騙しになってしまった時はマイナスになってチーン・・・ですw
個人的に抜け出してからエントリーすることを試した時期もありますが、これはどうも性に合わないので、今は全くやっていません。
逆に今行っているレンジ相場でポジションを仕込むと抜け出した時は、大きく含み益を取れますし、抜け出しにが騙しになってしまっても建て値付近で決済してプラマイ0で取引を終えることが可能です。
ポジションを仕込むまでにトレンド方向や投資家心理を考えているので、レンジ相場でトレードを開始することは決してハイリスクなトレードではありません。
レンジ相場でエントリーした結果
レンジ相場抜け出しの恩恵
先ほど書いたようにレンジ相場でポジションを仕込めば、抜け出した時に一気に含み益を増やすことが可能です。
そして、今回のトレードは期待通りのレンジ相場抜け出しをしてくれました。
このトレードは週末に行ったものだったので、40pipsを超えたとこで利確。
このタイミングで利確せず相場が反転してしまっても逆指値決済をマイナスにならない位置にずらしておけば安心です。
こんな感じで一通りのトレードの考え方をまとめました。
チャートを見る暇があまりない人やFX初心者の方でも、そこそこ真似できちゃうと思います。